【読書】スタンフォードの自分を変える教室

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感想

意思力は筋肉と同じだから、使ってないと弱くなってしまうらしい。でも、私は今のところあまり意思力を鍛えようとは思っていない……え?

ただ、自己コントロールを自在に操作したいので「意思力の限界を突破する」という意識は持っておきたい。もちろん無理のない範囲で、自分が楽しい範疇で。紹介してあった瞑想などのトレーニングも取り入れて行きたい。

退屈な作業をドーパミン化させて、報酬を設定することによって、つまらない作業を楽しくすることができる。

これは今ちまちまと作成している「習慣ログ」に適応させている考え方で、良い習慣が身に付いてないのは意思力が弱いからではなく、「自分を動かす仕組み」を作ってなかったからだと最近気付いた。
それから努力を継続できるようになっている、まじで人生変わりそう。

仕事でも私生活でもほとんどが「やらなければならないこと」だけど、そういったことに義務感を持ちながら行動してはいけない。私の場合、義務感におそわれると全てがつまらなくなってしまう。
自己批判はモチベーションの低下だけでなく、自己コントロールの低下を招く。意思力を強化するには自分にもっと厳しくすればよいと思うのは間違い。

「自分がやりたいから行動する」ということを大事にしなければ。本当にこれが大事。生活がつまらないのは他者目線で生きているから。

1番苦手なのは「やらない力」を発揮すること。

私は典型的なネガティブ人間で、つまらない失敗をするとその事を反芻し後悔や憎悪の念を強めていってしまう。本書では、苦しみを頭から追い払おうとするのではなく、どうにか折り合いをつけなさい、つまり思考は抑圧せず、行動だけを自制することを勧めている。自分の思考や感情を受け入れながら、否定せずに素直に受け入れ落ち着いて考える。結局、「自己受容」が出来ていないから他人にも冷たくあたってしまうんよな。

本書の最後には、「やらない力」を「やる力」に変えなさいとも指南してあった。やってはいけない義務感からではなくて、複眼的に物事を見て違う角度から「やる力」に変えろってこと。
…難しいわ、まぁチャレンジ。