【読書】何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書

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何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書

内容

自己肯定感とは『自分が自分であることに満足し、価値ある存在として受け入れられること』

人間にとって、危機を察知する能力であるネガティブ思考が悪ではない。だが、ネガティブ思考は大前提として自己肯定感を持ち合わせる人間にのみ、適切な方向に作用する。そもそも自己肯定感を持ち合わせていない人が、ネガティブ思考や危機を感じた時、次のような

自己肯定感が低い人の特徴

  • どうせ失敗すると思い、行動できない。(どうせ失敗する症候群)
  • 褒め言葉を喜べない(どうせ私なんか症候群)
  • 子供や周囲に悪影響を及ぼす(否定の継承)

自己肯定感は揺れ動く。自己肯定感の総量は人により違う。だが、自己肯定感は後天的に育てられる。

自己否定の2つの罠は「過去」と「比較」である。これは認識して、とりあえず放置しておく。〜するべき、〜ねばならないに囚われて、自分を限定し、幸福度を下げてしまう。

自己肯定感が高まる方法

瞬発系と持続系を組み合わせることによって、じわじわ自己肯定感を上げていく。一気にあげない、焦らない。

<瞬発系>

言葉の力を信じる。鏡の中の自分を意図的でも良いから褒める。19世紀アメリカの思想家「ラルフ・ワルド・エマーソン」は『根拠なき自信が絶対的な自信である』と説いた。

否定語を自分の辞書から消す。どうしたらいい→なんとかなる。疲れた→よく頑張った。運が悪い→運が良い。許せない→許します。重大だ→大したことじゃない。もうダメだ→まだやれることがある。

好きなものをパーソナルスペースに置く。また、同じ毎日は自己肯定感を下げる。散歩して、寄り道する。

<持続系>

①吐き出す:悲しみや怒りを文字にすることで、吐き出される。

②準備する:トラブル対処を決めておく。

③想像する:1、3、5年後、最期を予想しておく。尊敬する人物ならどうするか。視座を変える。

④喜ぶ:1日で3つの出来たこと、良かったことを書く。

感想

この手の自己啓発が苦手でアレだったけど、30代越えて面倒臭くなってきた自己否定とそろそろ決別すべく読んだ。

人生そんなに時間もないんだから、この際自己否定を完全に廃止する。自己肯定感の総量を上げて、一切の自己否定を廃止し、過去の自分を否定しない。過去に囚われている時間を出来る限り無くしていきたい。「あいつ許さない→あいつも許す」にしてしまって、過去をサッと忘れてしまう。

おそらく自己肯定感の筋トレが必要。出来事が生じた際の、先んずる感情をリアルタイムにマネジメントしつつ、一義的な解釈と視野で人を嫌いにならない方が、自分の精神衛生上良い。言葉の力を信じて、大したことじゃない!大丈夫!って常に否定語を使用しないようにする。

瞬発系対策の言葉の力はあまりやって来てないので、実践していきたい。あと、多分マインドフルネスはガチでやったほうが良さそう。

持続系対策の②準備するは、対人関係の対処法をあらゆるパターンで交わせるようにプログラミングしておきたい。Think Clearyで作ったけど、もっと応用的にブラッシュアップして交わし方のパターンを作り上げてしまいたい。

心の在り方を変えることで、世界の見え方を変える。そして、能動的学習欲を爆発させて、世界を面白く感じたい。