【読書】ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 脳

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ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 脳

内容

古代の関心は、人間の精神が「心臓」または「脳」のどちらに宿るかを議論されていた。古代ギリシャにおいて、医学の父「ヒポクラテス」は人間の精神に宿るのは「脳」だと解明した。また、病気は神々の力による呪術ではなく、医学によって回復することを初めて考えた人物だった。

左脳は論理的思考、右脳は直感的思考・空間認知能力に受け持つことは良く知られている。脳は大きく分けると、「大脳皮質、辺縁系、基底核、小脳」の4つに分けられる。

外側にある大脳皮質は新しく、理性や知能を司る。大脳皮質にある前頭葉に損傷をきたすと、人間は言語を失い、暴力的になる。

神経細胞が電気信号を渡し、脳のCPUは動く。神経細胞(ニューロン)から「軸索」という電線がある。1,000億以上の神経物質の中で神経伝達物質が行き交い、受容体がキャッチし、シナプスの結合を行う。

記憶

記憶を司る脳の器官は辺縁系にある「海馬」である。記憶(海馬)は鍛えられる。ロンドンのタクシードライバーは入り組んだ道を覚えるのに、海馬が発達していた。

記憶は忘却曲線がある。シナプス間の伝達物質の行き渡しを何度も行うと長期記憶に繋がる。短期記憶では、大脳皮質にある前頭葉にあるキャッシュで処理してしまう。

脳に入れた知識は、睡眠によって定着する。寝る前に別の知識を入れず、脳に入れた鮮度そのままに寝るのが最も定着力が良い。

感情

感情を司る脳の器官は辺縁系にある「扁桃体」である。扁桃体は感受性を司り、ある出来事が起きた時に過去の経験と照合している。扁桃体によって判断され、前頭連合野によって行動する。

60種類以上の神経伝達物質がある。ドーパミンは快楽、ノルアドレナリンは意欲、セロトニンは安定

運動

基底核は、運動のON/OFFをする器官。小脳は運動を微調整をする器官。

病気

脳卒中は、脳梗塞と脳出血の2種類に分類される。脳梗塞は、脳の血管が突然つまって血流が途絶え、脳の細胞が死んでしまう病気。脳出血は、脳の血管が破れて血液があふれ出し、固まって「血腫」となって周囲を圧迫し、脳細胞を破壊する。

感想

とにかく出来るだけ多くの時間を「能動的学習」にあてたい。知的好奇心を生み出す為のモチベーション管理は、その労力はほとんど必要亡くなった。どちらかと言えば、仕事による精神的疲労によって無駄な思考に囚われている時間を削減したい。

本書によれば、情緒を司る脳の器官は辺縁系にある「扁桃体」の機能を制御するのが大事っぽい。

反応しない練習では、哲学として「心の在り方が世界の在り方」だと説かれていて、<出来事〉をどう受け取るかは本人の自由意志に任されている。過去にあったトラウマ体験を反芻し続けるのも自由だし、サッと忘れて今に切り替えるのも自由。これは自分には合わないと思って捨てるのも自由だし、どうにか技術として身につけたいと思うのも自由。つまり、出来事の受け取り方、それに対する行動は全て本人が決定できる。