【映画】ブルース・ブラザーズ

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感想

冒頭、刑務所の中のカット割りとカメラワークだけで、あぁ良い映画だなぁ〜って思ってしまう自分はなんなんだろう…。

ジェームズ・ブラウン出てるやん!!!え、レイ・チャールズも…。全然知らんかった。

ショッピングマーケットの中を暴走するシーンは凄かった。車が反対向きになって、カメラも一緒に回る演出とか面白いなぁ。普通考えない。それと、ダントツに音楽がええなぁ…。これ完全に映画館で観るべきやつ。シーンが変わる度に、陽気なソウルファンクが流れる。いやぁ…憎い演出。好き…。

と思ってたら、いきなり女スナイパーにRPGで狙われる。なんだこれ…。なんでRPGなんや…普通サプレッサー付きのスナイパーライフルだろ。しかも、扉壊された店の客何も気にしてねぇし…。こういうの最高やわ、前後の繋がりとか全く無視でええねん。多分だけど、撮影してる本人たちが1番楽しいやつ、これ。

電車が5秒間隔で窓の外を走ってるホテルとか、めっちゃ笑った。こんなとこ都心でも有り得んやろ。そして、爆破されるホテル。もう既にこの映画好き。力強さじゃなくて、緩和を求めている。

昔のバンド仲間がみんなクズで最高。本当はまともな仕事なんてしたくないのに、仕方なく仕事してるやつらを「神の使い」と称して、バンドに誘う。途中でミュージカルパターンもあるやん。あぁ…まじでこの映画、映画館で観たかった。「1人じゃ何もできない2人」って歌詞最高だな。クズな仲間が集結する映画まじで好きかも。once upon a time in Americaもそうだった。

ボブのカントリーバンカーでのライブで最初に演奏する曲がめっちゃイカしてた。原曲はスペンサー・デイヴィス・グループの曲らしい。

「I need you、抱きしめてキスする相手が必要」って曲があったけど、ジョーカーと完全一致。いつの時代も必要。今の時代は、持ちつ持たれつの関係性が希薄になりすぎててね。こういう曲、やっぱりグッとくるな。

傑作としては間違いない。アメリカのコメディ・エンターテイメントとして昇華され過ぎてて、最後の警察に終われるシーンは流石にクドイと感じる部分もあった。カースタントは蛇足感否めないし、軍隊まで登場させて意味不明。撮影途中に面白くなっちゃったんだろうなぁ…。日本映画がこれを真似しようとするから、めっちゃダサくなるんだよなぁ…。銃を持ってた女が峰不二子に見えてきて、さながらブルースブラザーズの黒スーツが次元大介に見えてくるから不思議。

黒スーツって、のちのマトリックスやMIBでオマージュされてるんだって。なるほどなぁ…そういう風に観てなかったなぁ。最後に出てくる税務課の職員はスティーヴン・スピルバーグ。ゲストが短い時間だけ出演するのを、「カメオ出演」っていうらしいね。

星評価:★★★★★