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【映画】ドラゴン・タトゥーの女

投稿日:2018年12月12日 更新日:

【映画記録 パート51】:ドラゴン・タトゥーの女

あらすじ

スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながら名誉棄損裁判で敗訴したミカエルは意気消沈の日々を送っていた。
ある日、彼のもとにスェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人から家族史編纂の依頼が舞い込む。実はヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった…。

感想

2011年公開。

タイトルの印象で爽快アクション映画と思ってDVDを借りたが、内容はコテコテのミステリーだった。そっか、フィンチャーだもんね…。タランティーノじゃねえもんな。

クロスカッティングの手法を用いて、ミステリー要素と暴力が交互に描かれる。中盤以降からどんどん引き込まれる。行方不明になった女が、リスベット(ドラゴン・タトゥーの女)かと思っていたけど違うことがわかる。2つの物語がどうやって交差していくのか、気になる。

何と言っても、ルーニー・マニラのヴィジュアルのぶっ飛んだ格好良さ…。眉毛がない頬のこけたガリガリの白人って近未来感じる。あの感じ、自分でも1回試してみたい…痩せなくては…。

登場人物がたくさん出てきて、途中から難しくなる。家系図を整理しないと、物語を追えない。私のオツムでは厳しい…。

殺人とレイプが途中で入ると、やっぱり映画がシマるなぁ…。ダラダラした物語の説明の後に、いきなり狂気が入るとグッと世界に引き込まれる。

殺された人間と聖書の内容が一致する様、フィンチャーこれ好きだよなぁ…、SEVENでもおんなじことしてたような…。後半からカットバックが始まって、核心へのスピードが上がる。この辺もちゃんと計算されてる。

最後の処理場のシーンは最高だなぁ…。ビニール袋が膨らむのを内側から撮るシーンもいい。対面して座って話しながら、マルティンが狂気を淡々と語るシーンはやばいね。最高だ。このシーンでオールタイムベスト入りが決まった。そう、狂気は淡々とやるべきだ。大声を出したりするのは、本当の狂気を分かっていない人間なんだ。

終盤まで謎を残すのも良い演出。事件の伏線を回収してくれて、ラストも気持ち良かった。ちゃんと主人公の裁判まで解決してくれるし、言うことない。

最後の会話で、「またクリスマスね」のルーニー・マーラが可愛すぎてさすがに声出た。黒の革ジャンが世界で一番似合う女性なのでは…。
全体を通して、雪の描写がとても綺麗な映画だった。ラストにバイクを走らせる切ないシーンも良かった。

*余談
パレードの写真に写ってた人間が、リスペットだったらSF要素か人造人間的な話の展開が始まるかと思ったけど、私の考えすぎ。

星評価:★★★★★

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