あらすじ
人類の戦争において最大級の撤退戦と言われるダンケルクの戦いを、イギリス側の視点で描いた作品。
感想
2017年公開。
ノーラン作品はほとんど観てきたが、ダンケルクだけは見落としていたため機会を狙っていた。
ネットフリックスの1ヶ月体験に加入し、鑑賞。寝そべりながらでっかいテレビで映画観れるのは、最高。と思っていたら、観てるだけで半端なく疲れる!!!映画だった。
史実知らない私は完全に置いてけぼりだった。映画館で観たら迫力あって凄かったかもしれんけど、家で観てもいまいち乗れない。というか、内容を追うのに必死で入って来ない。
カットバックの手法で、視点を切り替えながら物語が進んでいくけど、何がどう繋がるのかが気になってしまう。しかも中盤になってもなかなか着地しないため、私みたいに史実を知らない人が観たら疲れるはず。
英国・仏国の人なら当然の知識なのかも。ちょっと日本人の猿にはわからん。歴史の勉強にはなったかな。空撮はほぼCGなしで撮影されているらしく、リアルの描写は凄まじかった。
ストーリーの内容云々ではなく、スピッドファイアがかっこいいとか、ミリタリーオタクの人は大好きかも。
後半は戦争映画を観るのがだんだん辛くなった。ノーラン映画のイメージが強すぎて、SF要素を期待しすぎてしまった勢の1人でした。
解説読んで、ドイツ軍の名称が出て来なかったのは理由があるとか、メタ構造の解釈もあるっぽいけどあんまり素直に納得できない。これは、ダークナイトでも同じだったんだよなぁ…。男子大好き映画が好きになれないのだ。
星評価:★★☆☆☆