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【読書】知的複眼思考法

投稿日:2017年4月2日 更新日:

【読書記録パート23】:知的複眼思考法

感想

立ち位置をずらす

複眼的思考とは、自分が見ている「立ち位置」変えること。

例えば子供の低い目線から、後ろに下がって遠いところから、時間を遡ってみたり、場所を変えてみたり、あるいは虫眼鏡を使ってみるなど、多角的な視点を持つ事で普段は目に見えないものごとの性質を捉える方法。要は、MECEやロジックツリーを使用するロジカルシンキングと同じ手法だと思う。whyのなかに、「立ち位置をずらす」という視点を常に持つ。仮説を検討した後、一次情報として聞いてみるのが最も効率的な方法かと。
具体的には一つ条件を加える。もしくは、逆に要素を減らすと「立ち位置」をずらして物事をみやすい。何かの要素を固定してみてもよい。デザインの作り方と同じ。

代案を出す

問題点を探し出すことで止まってしまっては、「批判的読書」は思考力を鍛える半分までの仕事しかできない。考える力をつけるためには、もう一歩進んで「代案を出す」ところまで行く必要がある。

ロジカルシンキングを学んだからといって、「批判的思考」を他人にむやむに振りかざす人がいる。欠点ばかりを指摘し、具体的な解決方法を提示せず課題を増やすことに熱心になる人もいる。なぜかそんな人が賢いと思われる風潮があるが、私は決してそうは思わない。複雑化する社会問題の中で、課題の本質をとらえ実行可能な方法を模索できるかが重要。

あらゆる方向からの批判に対応するシステムを構築した場合、制度が複雑すぎてサービスが滞る現象が我々の棲む日本ではよく見受けれられる。誠実で、他人の目や批判を気にする日本人の気質が原因だと思うが、実行力を伴わなければ課題はいつまで経っても解決しない。PDCAを素早く回していけば、品質は向上する。まずは「やってみる」ことが重要、と私は思う。

その他

ロジカルシンキングが思考フローとして根付いてくると、自分で考えること自体が楽になる。課題の全体像と細部の成り立ちをMECE(ダブりなくモレなく)で捉えられるようになると、スピードを持ってかつ的確に対応できるようになる。不透明さが払拭され、没頭して作業ができる。
ロジカルシンキングは思考の一端なのかもしれない。あらゆる思考法を用いて「自分で考える」ようになったとき、もう少し人に優しくできるようになると思う。

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