あらすじ
ごく普通の生活を送っていた女性ルーシーは、台北のホテルでマフィアの闇取引に巻き込まれてしまう。普通の人間なら全体の10%しか機能していないと言われる脳の機能が、徐々に覚醒していく…。
感想
2014年公開。
初っ端から全体的に演技がクサイし、台湾マフィアの格好がダサい。
せっかくモーガン・フリーマンが出てるのに、これめっちゃ勿体無いな。動物の映像も使う場所が効果的じゃない気がする。
こうりゃどうやらCGに金を使い過ぎて、それ以外の部分の絵を蔑ろにしてしまったやつ。
人間の脳が100%使えるようになっても、空を飛ぶことはできないし、壁を歩くこともできないはず。なんかそういう現実離れした演出も、体質的に受け付けなかった。
文字を自動変換して読めるようになったり、遠くの人の会話が聞こえるようになるのも意味不明。脳の機能が向上すると、機械みたいになると作者は言いたいのか。いや、最終的には全知全能の神になるらしい。
唯一、街中を逆走しながら走る時はかっこよかった。EDMの音楽嫌いだけど、ノリノリで見れた。
最後のCGは凄い。封神演義の妲己の話やん。地球と一体化するやん。
SFだけん、文句言っても仕方ないけど、人間の進化した先がコンピューターと一体化して、全知全能になるってのはあんまり面白くなかったなぁ。脚本的には、むしろ人間の不完全さを助長させるようなストーリーの方が良かったのではないかとも思った。
星評価:★★☆☆☆