【映画】デス・プルーフ in グラインドハウス

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あらすじ

カート・ラッセル扮する元スタントマンが、愛車を凶器にセクシー美女たちを次々に血祭りに上げる様と、そんな恐怖の殺人鬼に敢然と立ち向かうスタントウーマンとの壮絶な死闘をCGに頼らない迫真のカー・アクション満載で描いた痛快スラッシャー・ムービー。

感想

2007年公開。

タランティーノの映画って最初ダラダラするけど、それでも引き込まれる何かがある。今回はバーの店主がタランティーノやったね。

こういう映画って洋画じゃないと撮れないなぁ…ファック基本の言葉遣いと、若い女のケツと、スポーツカーと、クスリと…。タップダンスのシーンすげかったなぁ…どれくらい撮り直したのだろう。表情とか、カメラ位置とか。

耐死仕様の異様な車が出てきて、少し狂気が香り出す。タバコを投げ捨てて笑うところから、これはやっべえぞと察する。

車の激突シーン最高かよ。足もげるし、顔引き裂かれるし、体吹っ飛ぶし。このシーンだけで名作決定。衝突シーンの残像がまだ脳内に残っている状態で、保安官たちの考察によって説明が入る。セックスの刺激を求める代わりに、殺した。

次のストーリーでも、同じように車内で下世話なガールズトークが繰り広げられる。タランティーノの映画は車の中で会話するシーンが多い印象あるなぁ…。で、大体何も意味がない。伏線にも何にもなっていない。ただの下世話な会話。

車のボンネットに乗ってる映像ってどうやって撮ってるんだろう???あの男が狂った女性スタントマンを見つけるっていう脚本がまず考え付かないし、あの映像を撮る感覚がやべえ。そして、実際に映像にしてるのがやべえ。

最後もやられたばっかりじゃなくて、復讐劇!!!女たちのめちゃくちゃこえええ復讐劇!!!!最高!!!!!!最後全然関係ない車にも体当たりしてて、ガチでPunkRockだった。

最後のTHE ENDの感じもええし、かかと落としで終わるなんて。惚れた…。

星評価:★★★★★