【映画】百円の恋

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あらすじ

32歳のパッとしない女性がボクサーとの出会いから、毎日をサバイブしながら恋愛とボクシングに目覚めていく姿を、安藤サクラが演じた人間ドラマ。

感想

2014年公開。

こういう邦画ってダラダラ見るのが1番。

最初はつまらんかったけど。後半は人生&人間ファック映画。ある意味、スポ根の正しい描き方。
安藤サクラが超絶にかっこいい。

後半からドキュメンタリー映画として観れる感じ。
趣旨が変わってきて、BGMも突然ロックになるし、なんだこの映画。

百円程度の人間でいい、クズでいい。同類だと思ってるから廃棄の弁当を渡してあげるんやで。

女は強い。殴って殴って、人に裏切られて、また殴って、また人に失望して、殴って殴って。
歳とか関係ねぇ!闘え!麻酔人間と闘え!ファックだ!言葉にならんかったら、ファック。とにかく闘え。
Hungry!Angry!

ラストシーンで元ボクサーの男を殴って、誘いを断って欲しかったが…。
多分、あのまま元の鞘に収まって、あの男と子供を作ってシングルマザーとなり、結局姉と同じような生き方を歩む未来が私には見えた。
その連鎖を断ち切ってほしかったけど、多分そんな綺麗な物語設定ではないのだろう。そんな世界のお話。

星評価:★★★★☆