【作曲】シンコペーション

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ベロシティの設定

ベロシティ設定はドラムパートを打ち込む際に重要な項目である。
もちろん、ノリを与える上でロケーションは重要であるが、ベロシティを設定してやればロケーション設定がジャストあっても驚くほどノリが出せるようになる。

表拍と裏拍

ハイハットによるアクセントはノリを表現する上で特に重要。
ベロシティによってアクセントを自由に操るようにできれば、ドラムの打ち込みのクオリティは格段に高まる。

表拍(一拍目が強い)

裏拍(3拍目が強い)

変則

明快なビートを打ち出す

(1)基本グルーヴを意識する

A:4分音符、8分音符、16分音符のどれを強く感じさせるのかを考える。
明快なビートを打ち出すならば、4と8(どちらかというと4寄り)にし、16はあまり強く感じさせないほうがよい。

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B:パターン内でのシンコペーションの有無と種類

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シンコペーションは8分音符か16分音符で入れる。
※シンコペーションとは、拍の裏から次の拍の表に向けて音を伸ばすこと。

(2)小節をまたぐシンコペーション

適度に入れること。

(1)基本グルーヴを意識
低音域のアクセントと中音域のアクセントで基本グルーブを表現
基本グルーブの2・4拍目のアクセントをスネアに、それ以外をキックに割り当てる。

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高音域の刻みを追加

8ビートの場合はとりあえず8分音符の連打と考える。
考えるべきはパーツ選び。抑えたい場面ではクローズハイハット、ほどほどに広げたい場合はライド、盛り上げたいところではオープンハイハットにする。ハイハット部分をライドで刻むことで別パートとの差別化をはかる…Bメロや間奏をライドで刻むのはテッパン。

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(2)小節をまたぐシンコペーション

キックとシンバルの組み合わせが最もスタンダードな形。

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