感想
薄くコンパクトな本。
アイデアの発案方法について端的にまとめてある。
アイデアは突然ひらめくものではない、実は方法があるんだよって話。
アイデアを作り出す
・アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせであること。
・事物の関連性を見出し、成果物に反映させること。
以上の2つを意識する。
文中のアイデアの作り方とは、現在の論理的思考法と原理的には同じだなーと。
物事を法則を見つけて分解し、並べ替えながら自分が使いやすいようにカスタマイズしていく。
最近、無意識的になんとなく出来るようになってきた。
「5つの段階」を意識する
特に(2)データを咀嚼する段階が重要だと思った。
私の場合、既存アイデアの咀嚼方法は今のところ以下のとおり。
【読書】:本文中の大事なフレーズを抜粋し、キーボードを叩く作業。
【作曲】:メロディを打ち込んで音符として認識する。
類似した音色を探し、パラメータを操作する。
これらの作業をしているとアイデアが自分の内側に浸透してくる。
自分なりの「表現の芽」が出てくる。面倒にも思えるけど、必要不可欠な作業。MECE(ダブりなくモレなく)で切っていく作業を自分でカスタマイズしていくこと。
ひらめきの発現
アイデアは時間をかけて熟成させ、発酵を待つ必要があると。
ただし、それには毎日対象と向き合い、常にそれを考える状態まで持っていかなくてはいけない。
「ひらめき」はその段階を経て、頭の中を空っぽにしたとき、はじめて発現させるもの。
フロー活動を念頭に置きながら、継続させていきたい。