浄土宗神朝山:岩根寺の大銀杏
わりと有名な出雲市の岩根寺にある大銀杏を撮りに行きました。かなり色付いていましたが、黄金色まであと一歩。場所によっても紅葉の時期が違うから、こうやって頃合いを覗きに行きたい所。
にしても、この地方は「神」なのか「寺」なのか、神仏習合が当然のように存在していて、適当で面白い。ガラパゴスな歴史宗教観のオンパレード。
雑学
地層
岩根寺の背後には、高さ約30m、幅約20mの断崖があり、そこにはデイサイトの節理が発達する。東方向約500m離れたところにもデイサイト(大森層)の溶岩がみられ、鞍掛岩とよばれている山体をつくる。デイサイト溶岩は粘性が高い溶岩であるために、つり鐘状に盛り上がった山容の山が多い。
島根半島・宍道湖中海ジオパーク:「岩根寺のデイサイト節理」
歴史
六神山とは、その1つがオオクニヌシが通い詰めた妻の〈眞玉著玉之邑日女命〉を祭神とする朝山神社がある宇比多枝山(ういたきやま)を示し、残りはその宇比多枝山以外の5つの山のことらしい。
1)宇比多枝山(ういたきやま)、2)稲積山(いなづみやま)、3)陰山(かげやま)、4)稲山(いねやま)、5)桙山(ほこやま)、6)冠山(かがふりやま)がある。そのうち、銀杏裏にあるのは「陰山」とのこと。
写真
- Camera:LUMIX DC-G9Pro
- Lens:Leica DG VARIO-ELMARIT 12-60m
看板によると、「出雲シンデレラ姫物語」なる逸話があり、塩冶町の信者の娘が当時の帝に仕え、桓武天皇を産んだとのこと。