あらすじ
進学したばかりの女子高生・夢子の頭はなぜか男性器のことで占領されている。まだ見たことのない本物の男性器をどうすれば見られるか考えた末に、ヌードデッサン目当て美術部に入部することにする。
感想
読書カテゴリーって別に漫画もありじゃね?と思い立って、一緒に記録付けることに。
悪の華を描いた押見修造の初単行本化作品。単巻なので、すぐ読めます。
この間、Twitterでリツイートされて見つけた「実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。」の真反対側の変態漫画だったが、こういうのはどうしても男子にはウケる。仕方ない。あらすじを見ても分かるように、男性器のことで頭が占領されていて、ヌードデッサン目当てで美術部に入部するっていうシナリオを組む時点で勝ち。
ちんこを考えていくうちに、ちんことは何かを追求するようになる。これはまさか哲学?果たして夢子の行き着いた先は如何に…。
あとがきにもあるように、リビドーを描いた漫画と言える…言えるのか?実写化不可能。
悪の華を読んで分かるのは、押見修造は田舎育ちの根暗でサイコーだってこと。捻じ曲がった発想ルーツは田舎から発現している。
短編でさらっと楽しめました。