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【映画】エクソシスト

投稿日:2018年9月21日 更新日:

【映画記録 パート38】:エクソシスト

あらすじ

主人公は女優のクリス。夫とは別れ、今は12歳の娘リーガンと二人で暮らしている。
ある日、家の屋根裏で物音がするのでネズミが入り込んだと思い、使用人に駆除を頼むが、屋根裏にはネズミはいなかった…。

感想

1973年公開。

ディレクターカット版で鑑賞。

苦手だったホラー映画だけど、自然と再生ボタンを押すようになっている…何かがやばい。
悪魔のいけにえからホラー映画に対する見方が少し変わってきているのは間違いない。

題字の出し方がパルプフィクションと同じだが、BGMが解読不能なイスラムから始まる冒頭。
ホラー映画なのに、映像が非常に美しい…。人が働く礼拝堂周りのシーンなんて、被写体として最高では…。

街角で唐突に映画のテーマ。震える…。
落ち葉の中を歩くシーンなんかも数秒で終わるけど、ため息が出るほど美しい。街の描写はどの場面をカットしても、スチールにしたら最高なのでは…。
長尺の会話シーンから、短いカットで色調の豊かなシーンを切り替えていく。最大の狂気の前に美しい描写を魅せて、ジワジワ持っていくのがにくい。

あまり手法のことはよく分からないけど、クロスカッティングとフラッシュバックが使用されている。
この辺りの計算も、緻密に計算されていて震える。

聖像にいたずらしてあったのは、衝撃的だった。今なら検疫で引っかかってもおかしくない。
「宇宙で死ぬわ」からの放尿。名シーン…。
病院での検査が痛々しく、少し観ていられなかった。

後半、普通に悪魔と会話してて楽しい。
お腹にhelp meって書いてあるのはよく分からんかった。
ラストの除霊は少し長かったなぁ。序盤からネタ振りしまくってたから、もう少し核心に迫ってほしかった。

こちらの方が悪魔のいけにえより公開年が1年ほど早い。
そう思うと、映像美はエクソシストの方が評価が確実に高い。いや、今見てもめちゃめちゃ綺麗。
でも、狂気は悪魔のいけにえの方が好き。ただ、あれはホラー映画と定義していいのか分からない…。

映画のジャケットは、マグリットの「光の帝国」に影響を受けているらしい。

Artpedia:光の帝国 / The Empire of Lights

メリン神父役のマックス・フォン・シドーはまだご存命。えーまさかと思ったら、当時44歳だったとのこと。メイクってすげええ。

星評価:★★★★☆

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