【映画】遊星からの物体X(1982)

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感想

1982年公開。

グログログロ。グロ注意。先に教えてくれー。

冒頭、ハスキーが可愛いくて仕方なかったのにー!何で銃で撃つの!!!
って思ってたけど、そういうことだったのね。

南極基地のメンバーが全員疑心暗鬼になっていく様は面白い。
擬態して増殖していくのは今だと多くの作品があるけど、この辺からオマージュされている作品が多いのかな。
人間の形が2つ裂ける演出とかもここからなのかな?ターミネーターとかこれよ。人を食うシーンとか寄生獣そっくり。
人間かどうか分からんってところを深掘りすると面白い。多分そこにハマったり、誰も信じられない状況の怖さを映像で演出したところが評価されたのかな。
宇宙生命の神秘より、侵略によって生命の危機を感じた人間の心理を描く方が中心でSFというよりホラーの要素が強い。

SFX(特殊撮影)は当時22歳のロブ・ボッティン。
つってもこの人、その前からキングコングとかやってるし既にキャリア積んでる。
特殊メイクのコアなファンが多くて、グロやゾンビの造形美にハマる人も多いのでは。

ただ、私の場合グロはこのレベルが限界。これ以上は無理。バイオハザードでさえ慣れないのに。
こちらが元かと思ってたら、さらに元ネタがあって1951年に公開されているらしい。

星評価:★★★★☆