【コード理論パート6】:パッシングコード
パッシングコード
コードとコードをより滑らかにつなぐために、「経過的に」使われるコードのことをパッシングコードという。
日本語では経過和音という。
オルタードコード(変化和音)
パラレルコード(平行和音)
ディミニッシュコード
ディミニッシュコードは3種類しかない。
・Cdim=E♭dim=G♭dim=Adim
・C♯dim=Edim=Gdim=A♯dim
・Ddim=Fdim=A♭dim=Bdim
パッシング・ディミニッシュ
ダイアトニックコードのあいだに挟むことによって、進行をスムーズにする。
上昇進行をアセンディングディミニッシュ、下降するものをディセンディングディミニッシュという。下降進行の代表曲は星に願いを。
下降より上昇を使う場合が多い。
例
・C△7-C♯dim-Dm7-D♯dim-Em7
オグジュアリ・ディミニッシュ
安定した進行に一瞬、不安定なサウンドを挟むことによってアクセントをつける。
サブドミナントのブルーノートがついた形になる。
例
C-Cdim-C
クリシェ
クリシェとは、半音階やスケールの音程差などを守って音が順番に上行/下降する音の動きを言う。
通常ベースラインのクリシェを作る場合は、転回系を使用するケースが多くなる。