【メロ理論パート2】:スケール
スケール
スケールとは音の高低をある規則で並べたもの。日本語でいうと「音階」
*導音
主音の半音下に存在する、旋律を主音へと導く音。スケールの第7音が導音にあたる。
ダイアトニック・スケール
ダイアトニックスケールとは、「5つの全音」と「2つの半音」で構成された7音のスケールのこと。
ダイアトニック・メジャースケール
「全-全-半-全-全-全-半」の並びで構成されるスケール。
ダイアトニック・マイナースケール
マイナースケールには「3つの種類」がある。
Cメジャーの平行調のAマイナーで記述する。
ナチュラルマイナースケール(自然的短音階)
「全-半-全-全-半-全-全」の並びで構成されるスケール。
特徴:平行長調と全く同じ構成音
ハーモニックマイナースケール(和声的短音階)
「全-半-全-全-半-半+全-半」の並びで構成されるスケール。
特徴:第7音が半音上がって導音に変化
第6音から第7音が「半+全」となり、和声の性質を持つことから和声的短音階と言われる。
メロディックマイナースケール(旋律的短音階)
「全-半-全-全-全-全-半」の並びで構成されるスケール。
特徴:第6音、第7音が半音上がって変化
和声の性質を無くして、流れを滑らかにした音階。
下降で進んだ場合、メジャースケールと同じように聴こえるため、上昇進行で使われる場合の方が多い。