【読書】遺したい日本の風景 (5) 橋

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遺したい日本の風景 (5) 橋 

全国津々浦々の橋梁の写真が掲載されていて、橋の写真の構図を勉強するために、手に取ってみた。びっくりするほど、超マニアック。

だけど、島根県はおろちるーぷも、ベタ踏み坂(江島大橋)もあるのに、掲載されていたのは松江大橋と羅漢寺の反り橋(石見銀山)だった。しかも、石見銀山の方は「太田市」という誤記のまま出版されていたんですけど!!

掲載があった中でも印象に残った橋をいくつかWikipediaコモンズから引用。

タウシュベツ川橋梁

1937年に造られた北海道上士幌町(かみしほろちょう)にある旧国有鉄道橋で、1955年には廃線となったコンクリート製のアーチ橋。当時の土木技術を駆使して造られた芸術作品。

夢のせ橋

群馬県安中市松井田町にある赤い「夢のせ橋」残念ながらWikiページなし。

構造は径間連続PCラーメン箱桁橋。レンガ張をしていて、眼鏡橋のような警官。石造アーチ橋全般を眼鏡橋とよぶ。

レインボーブリッジ

静岡県川根本町のダム湖である接岨湖(せっそこ)に架かる大井川鐵道の鉄道橋。

線路の横に遊歩道があって、駅まで歩いていけるらしい。レインボーブリッジという名称は、東京湾のものより先に命名されたとのこと。奥大井湖上駅は秘境駅にも数えられる。

渡月橋

京都府京都市の桂川に架かる、橋長155m、幅12.2mのRCコンクリート桁橋。景観との調和のために、木製の意匠が施してある。

増水すると、よくニュースに出てくる橋。Wiki情報によると、LED照明施設を設置するために上流にサイフォン式の小型水力発電機を設置しているとのこと。売電収益で清掃活動の資金に使われているらしいよ。

ちなみに、斜張橋と吊り橋の違いはこちらのページにわかり易くまとめてある。