【日記】弁証法はアイデアをアップデートする第一歩

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弁証法はアイデアをアップデートする第一歩

最近、哲学をインプットしたりしなかったりしてますが、西洋哲学と東洋思想を学ぶと、現在の資本主義と共産主義におけるコンセプトの違いを理解できて、少しばかり理解が進みました。

資本主義にも共産主義にも是々非々の立場で、そもそもあまり経済の難しいお話が理解出来ておりません。だけれども、産業革命以降に生じたシステムによって労働者と経営者の分断及び格差が生まれ、そのアンチテーゼとして共産主義をマルクスが唱え、その源流に西洋哲学や東洋思想があることは、大変に興味深いと思い、その観点から少しずつ興味を持ち始めていたりします。

社会主義や共産主義国家なんて「何となく怖い」が先行していて、独裁政治で国民が貧困に喘いでいる印象を勝手に持っていますが、これもファクトフルネスを読んで、ちゃんと勉強しないとアカんなって思い始めてます。

で、社会主義思想の潮流である「マルクス主義」をかじるにあたり、ヘーゲルの弁証法が用いられていると理解しました。(唯物論はよく分かってません)で、どうやら弁証法とは、「人のあらゆる認識は、矛盾と進歩の運動から起きている」ということらしいのですが、つまりは「人は今までの自分の認識を否定して、新しい認識をゲットして進歩することができる」ということらしいです。

あんまり難しいことが嫌なんですが、とにかく自分の認識を新しい認識へとアップデートするためには、それを否定するもう1つの説を提示し、結果的に良い認識をゲットできるという方法らしい。そして、その弁証法をひたすら繰り返せば、人間は成長できるということ。

Hegel portrait by Schlesinger 1831

その弁証法を利用したのが、マルクス主義とのことです。

イベントの段取りや議論の要旨まとめをするのは、結構得意な方なんだけど、まずアイデアをブレインストーミングして、とにかくたくさん出すってのがクリエイティブな現場では求められます。最初から完璧なアイデアをわざと出さずに、あらゆる側面からアイデアをとにかく出してみる失敗する勇気が結構必要です。その際に、「弁証法」という考え方は、恥知らずの無知な意見を発するのに有効的で、失敗や恥をおそれずに意見を出し合う場で重要な手法だと思っている。

自身のアイデアをアウトプットする際に、弁証法的理念のもとに、「そもそも最初から完璧なアイデアなど無い」、「弁証法を用いてアイデアをアップデートするための第一歩」という意識を持ちたいと考えている。

ただ、あんまり訳のわからないことを言ったり、「これは弁証法だ!」と思って相手の意見を頭ごなしに否定するやり方は自分のモラルでは耐えられません。要は使い方なので、自分の場合はブレインストーミングが必要な際に活用したいと考えている所存デス。

また、相手のアイデアを初めから完璧なものとして受け取らずに、ブラッシュアップすることを前提として、議論するのも良い。なにコイツ適当なこと言ってんだ!ってよく思ってしまうけど、これも弁証法を有効活用すると、気持ちの上で優しく議論をスタートできる気がする。まーでもあんまり意味不明なこと言ってくる輩には、めんどくさいから対応しない。

あと、逆に何言っても否定から入る人って社会生活において何人か存在してしまうのだけど、こういう人たちは「あぁ弁証法を誤って使用している人だな」って思うと、自分の中で少し楽になります。たまに本当にこういう人っていて、プラスαで主観と客観を使い分けて、あまり人を嫌いになることを避けたい。