【映画】ホットギミック ガールミーツボーイ

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あらすじ

どこまでも透明ではかない初恋の先に見つけた本当の自分とはー。

感想

山戸結希の映画が見たいと思って、劇場に足を運んだ。

「ホットギミック ガールミーツボーイ」鑑賞。開始3分で感づいたけど、自己肯定感の低い女子がイケメンたちに求愛されるパターンの青春映画で、このタイプの世界観はどう足掻いても相容れない…。唯一良かったのは、坂口安吾の堕落論を読んでいた男の子と仲良くなったこと。

それと、高速のカット割りで少女の刹那的な感情をライティングしていく演出は素晴らしかった。ああいう技法は他の映画で見たことがなかった。

内容に関して正直に言えば、超苦手な映画だった。久しぶりに、途中で映画を観るのやめようかと思った。実は血の繋がっていないお兄さんとか、アタマは良いけど自己肯定感が低いオラオラ系男子、過去のトラウマを引きずったモデルの男…出てくるオトコが全員苦手なタイプや。イケメンたちに振り回される自己肯定感低い女子の妄想AVを見せられているようで、こういうの無理。

原作が少女漫画だから仕方ないかもしれんけど、セックスに対する考え方も、結局のところ私は女の子で被害者なんだっていう描き方がしてある感じで、異性とのセックスがないと物語がスタートしないような見え方がして、嫌い。物語の核心部分も雑な感じで、全然入ってこない。不倫が原因で、結局どーなったの???

まーおっさんには理解不能。

星評価:★☆☆☆☆