【映画】若おかみは小学生!

  • ブックマーク
  • Feedly

あらすじ

関織子は交通事故で両親を亡くし、祖母が営む旅館で暮らすことになった。そこで、幽霊の男の子・ウリ坊と幽霊の女の子・美陽と食いしん坊の子鬼・鈴鬼と出会う。関織子はウリ坊からの頼みで、若女将として旅館で働くことになった…。

内容

2018年9月公開。

SNS等で評判が良かったため、映画館で鑑賞。監督の高坂希太郎さんは、ジブリで原画担当を長年やってきた人らしい。

序盤から、既に涙腺がゆるゆるでやばい。。児童文学の純粋さで、テンポよく非常に丁寧に作られていて、濁りがなく混じりっけが全くない。安心して子供に見せられる。

あと、えー!!!!!!が可愛い。白井黒子的な女の子も出てきて、登場人物のキャラもテンプレっぽいけどやっぱり見ていて気持ちいい。

喪失した少女が泣かずに頑張ってきたけど、我慢できずどこかではち切れて号泣する作品って絶対泣いてしまう。SHIROBAKOも同じ。最終話前の声優になりたい女の子が抜擢されるシーンは絶対泣いてまうやろ。
最終的には被害者と加害者が許しあって、手を取り合って生きていく物語になった。これは輪るピングドラムと同じ構図でもある。

この手法ずるい。おっさんホイホイ。
テンプレの技術応用して、絶対に大人を泣かせる映画。これは、エグミを取り去った技術の映画。

星評価:★★★★☆